伊東ホスピスケアクリニックは、大分市で緩和ケアを専門に診療するクリニックです。
当院では、特にがんの方の全人的苦痛(身体的苦痛・精神的苦痛・社会的苦痛・スピリチュアルな苦痛)の緩和ケア治療を、訪問診療および外来診療で行います。ホスピスケアとは、1960年代に英国のシシリー・ソンダースによって提唱された、「痛みの管理だけでなく、心理的、社会的、スピリチュアルなサポートが重要である。」という概念です。
当院ではこの「ホスピスケア」を念頭に、痛みをはじめとした身体的な苦痛の緩和にとどまらず、精神的苦痛・社会的苦痛・スピリチュアルな苦痛の緩和を目指して取り組んでおります。身体的な苦痛の緩和を図るために、在宅でも医療用ポンプを用いた医療用麻薬の持続皮下注射をタイムリーに使用できるように準備しています。また、腹水穿刺、胸水穿刺といった外科的処置も施行できるように準備しております。
このような複合的なケアで身体的な苦痛の緩和を最大限に図りつつ、さらに精神的な苦痛やスピリチュアルな苦痛に対して“音楽の力”を用いてケアにあたっております。在宅で音楽会・音楽療法を行い、患者様ご本人、ご家族と泣いたり笑ったりしながら、かけがえのない時間を共有しています。また、患者様が旅立たれた後も、ご家族やケアにあたっていた医療介護従事者と集い、在宅音楽会で一緒に泣いたり、笑ったりした曲を共有し、大切な故人に思いを馳せます。
こうした「今この瞬間」に全身全霊で患者さんに寄り添い、そして人生の最期まで、その先も寄り添い続けることが,全人的ケアの実現につながるのではないでしょうか。
各疾患に伴う身体的苦痛、精神的苦痛、社会的苦痛、スピリチュアルな苦痛の緩和を外来及び訪問診療で行っています。
※訪問診療のため医師不在の時間帯がありますので、来院される際は事前にご予約ください。
院長/医学博士
伊東 威
Itoh Takeshi
【資格】
日本緩和医療学会 認定医・研修指導者
日本外科学会 認定医・認定登録医
日本組織移植学会 評議員
大分県緩和ケア研究会世話人
医学博士
私には好きな言葉が二つあります。
一つは "Enjoy"です。仕事を楽しみ、プライベートを楽しみ、人生を楽しむ事を大事にしています。楽しい事は目一杯楽しみ、辛い事の中にも楽しさを探しながら進んで行くように心がけています。
もう一つの好きな言葉は、"Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country."です。これは第35代アメリカ合衆国大統領のジョン.F.ケネディの演説です。「祖国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが祖国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。」という意味です。これは組織や個人にも当てはめる事ができます。私個人に当てはめると、「周りの人が私のために何をしてくれるのかを問うのではなく、私が周りの人のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。」となります。
この言葉に支えられながら、また、大分市の地域で暮らす皆様に支えられながら、在宅医療における多職種の皆様に支えられながら、互いを思いやるホスピスマインドを育み、必然の出会いとつながりに感謝して、当院がクリニック名として目指す「ホスピスケア」を追求していきたいと思っています。
【経歴】
1999年
福岡大学医学部卒業・福岡大学病院 第一外科入局
2008年
学位取得(医学博士・福岡大学)
2009年
Baylor University Medical Center, Baylor Research Institute(アメリカ合衆国) Postdoctoral Fellow
2012年
福岡大学医学部 再生・移植医学講座 助教
2015年
福岡大学病院 再生医療センター 講師
2016年
福岡大学病院 再生医療センター 診療准教授
2017年
社会医療法人共愛会 戸畑リハビリテーション病院 緩和ケア医長
2021年
社会医療法人敬和会 在宅支援クリニックすばる 緩和ケア部長
2022年
社会医療法人敬和会 けいわ緩和ケアクリニック 院長
2024年
伊東ホスピスケアクリニック開業 院長
訪問診療契約終了後もご遺族へのケアとして、定期的な「グリーフサポート ミモザ」の会へのご案内をさせていただきます。
日々の訪問診療において、音楽に触れる時間を提供します。
もしバナゲームのワークショップを開催しております。
クリニック内にサロンスペースを設けております。